山ガールというより山女ですが

山ガールというより山女ですが

山にハマり29歳でOLを辞め、アウトドアの世界に転向した30代女子の登山ブログです。素人目線ですがみなさまの登山計画の参考になればと思います!カナダ〜アラスカの縦断旅の様子や、日本での登山記録を載せていきます!

オプタテシケ山 2日目② 美瑛富士テン場〜十勝岳〜下山

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【日程】2019年9月17日(火)〜18日(水)
【天気】曇り時々晴れ
【コース】

《1日目》望岳台十勝岳登山口〜雲ノ平分岐〜ポンピ沢〜美瑛岳分岐〜美瑛富士分岐〜美瑛富士キャンプ地

《2日目》美瑛富士キャンプ地〜石垣山1822m〜ベベツ岳1860m〜オプタテシケ山2012m〜美瑛富士キャンプ地〜美瑛富士分岐〜美瑛岳分岐〜美瑛岳2052m〜美瑛岳分岐〜平ケ岳〜十勝岳2077m〜十勝岳避難小屋〜望岳台十勝岳登山口

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2日目。美瑛富士キャンプ地に戻ってきて、とりあえず美瑛富士分岐へ向かいます。
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このムラサキの花は小さくてとてもかわいい(*´◡`*)
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ガスが出てきました。今日はもともと晴れのち曇り予報でしたが、天気がもつのかどうか…。ガスは流れが早く行ったり来たりするのでわかりません。
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11:05 『美瑛富士分岐』に到着。
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ここから昨日来た道を戻って下山するか、美瑛岳十勝岳に寄って帰るか…。

天気がすっきりしないので、ここに来てもまだ迷う…。

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とりあえず美瑛岳へ登ってみることにしました。

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さっきまで軽快に歩いていましたが、登りになると一気にペースダウン。
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雲が流れてあっといういう間にオプタテシケもぽかんと浮かんだ孤島のように。
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雲海。

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登山道は一応ありますが、どこでも歩けそうなくらい不明瞭です。
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看板が割れてしまっている目印を発見。大きなケルンもあったので、ここが『美瑛岳分岐』かと思い、ここに荷物をデポして美瑛岳へ向かうことに。


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分岐から美瑛岳までは15分程と少しだけ遠回りになりますが、せっかくなので美瑛岳の頂上も踏んでおきたいなと思い、ややかけ足で進みます。
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頂上へ続く稜線へ出ると迫力の景色が!

美瑛岳から十勝岳までぐるりと荒々しい崖が続きます。
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右側も結構な斜度。
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人1人がやっと通れるくらいの隙間も通って行きます。

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12:35 美瑛岳2052m到着!崖の上の狭いスペースが頂上です。

時間がないので写真だけ撮ってすぐ退散!笑

天気は良くはないですが、展望を得られて良かった!
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バチバチ歩きながらとりあえず写真は撮ります。笑  これから歩いていく稜線が見えます。
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荷物をデポした所に戻りましたが、そこが分岐点ではなく、本当の分岐点は少し登った所にあることが判明。また降りてきた道を少し登り直して十勝岳方面へ。

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ガスってきました。この辺も道は不明瞭。ペンキの印は簡単に見落としそうになる上、どこでも歩けそうです。

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ガスはかなり濃くなってきました。

この縦走路を歩くのは初めてなので眺望を見たいなぁ。

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この辺りの紅葉もとてもキレイです。

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ガスがとれて再び十勝岳までハッキリと見えるようになりました。迫力のある景色!
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すごく幅が狭い。
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この縦走路は晴れてないと迷いやすそうです。
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でもずっとこの険しい十勝連峰を見ながら歩いて行けるのはかなり迫力があって良いです(*´◡`*)
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下りになっている所は登山道が細かい砂や石でとても滑りやすいので注意しながら歩きます。
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キレっキレの道。北海道ではこういう岩場が続く登山道は珍しいです。本州の八ヶ岳に行った時のことを思い出しました。
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空の上を歩いてるみたい(*´◡`*)
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ここをまっすぐ下っていくとポンピ沢にぶつかるのですが、結構水量多めの沢だったけど、こんな岩岩した所のどこからあれほどの水が沸いてくるんでしょう。不思議です。
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マーブル状の紅葉が。
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休憩。本日何度目の食事かわからない程とにかく食べまくっていますが。長い行程の時には大福を割と持って行きます。お腹に溜まるし、甘いものがやっぱり疲れがとれていいですね。
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あのとんがった十勝岳まで、どのくらいかかるだろう…。
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ずっとこんな感じの火星のような砂地の道です。
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もう美瑛岳の頂上があんなに遠くに。

来た道を振り返るとずっと歩いて来た道が見えました。結構歩いてきたなぁ。

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すごい斜度を横切っていくんですね。
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登りきった所に標識が。

登り切ってもまた登りです。
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ここから鋸岳方面へ。ここはかなり傾斜のある登りで、石くらいの大きさの粒の砂地なので、一歩一歩が沈みます。
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登ってきた道を振り返る。黙々と登ります。
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すっかり青空になり陽も射してきましたが、十勝岳に近くにつれ、風がかなり出てきました。
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こちら側の景色は初めて。別世界です。
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迷いやすいためか、結構頻繁に目印や看板はあります。
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後ろに見えているギザギザの崖のような所が『鋸岳』です。そちらの方へも道は付いていましたが、とにかく風が強すぎて寄るのは止めました。
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すごい迫力。地球って感じ。
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この辺りはとにかく平坦でだだっ広いです。
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だいぶ疲れてきました。今日は朝4時から歩いているので、途中休憩も挟んでいますが、かなりの長丁場です。休憩。

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15:00 山と高原地図GPSによると、この辺が『平ヶ岳』らしい。十勝岳まであと少し。
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看板が。
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裏に『しんとく』登山口の文字が。

これは全然見落としそう。
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こちらが『新得登山口』への道。所々にピンクテープが埋めてありましたが、ガスだと全然見えなさそう。
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まっすぐ進み、十勝岳の最後の登り。風がキツイ。
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15:15 十勝岳 2077mに到着。とにかく爆風。

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風の避けれる所を探します。風速13〜14mはありそう。
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町が見えます。上富良野町美瑛町
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15:25 結局風を避けれる所もないので、やみつきホルモンを食べてすぐ下山することにしました。
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景色はとても良いです!が、風に押されて転びそうになるので下りるのに時間がかかります。
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滑る地面。
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『前十勝コース』と『望岳台』の分岐。と言っても、『前十勝コース』はロープが張ってあってもう長いこと進入禁止になっています。
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こんなにボロボロな登山道だったっけ??f:id:pecopecoooom:20190925084928j:image

それにしても疲れたなぁ。まだまだあるなぁ。
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振り返って十勝岳頂上方面。前来た時は春だったから、ここが全部雪で覆われていましたが、久しぶりに夏山の十勝岳を見ると以前より崩れてきているような…。こんなんだったかな?気のせい??
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ここも視界が悪い時は道迷い注意です。

だだっ広い上に踏み跡のようなものはありますが、どこでも歩けるような感じです。一応石が目印に並べてあったりはしますが、所々という感じです。
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左側がグランド火口です。ここまで下りてきたのに風は全然収まらず…。普通に歩くのも大変´д` ; 横から突風が吹き付けると、簡単に体は倒されそうになります。
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『望岳台』の看板が。あと一息。

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風が強すぎる…。こんな下の方まで風が全力で吹いてるのはなんか変な感じです。

風に煽られて転んで首を痛めました(*´_ゝ`)f:id:pecopecoooom:20190929232535j:image

夕焼けの時間。辺りが薄い雲と、夕陽のオレンジでぼんやり。

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やっと避難小屋が見えてきました!
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17:30 十勝岳避難小屋へ到着。もう時間も時間なので、そのまま望岳台まで下りた方が良かったのですが、とにかく強風で普通の何倍も気を使って下りてきて疲れてしまいました。

強風も止む気配もありませんが、ここでご飯を食べて少し休むことにしました。

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この避難小屋には備品がたくさん。ヘルメットがたくさんかかっていました。
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棚には使いかけらしきガスカートリッジや、毛布などが。

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外の様子を見に行くと、遠くの方で空が赤く光るのを見ました。結構な頻度で光っていたのでなんだろうと思っていたら雷が…。

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だんだん遠くの方が黒い雲に覆われてきました。雷はかなり頻繁に鳴っているよう。

雷といえばアラスカで当たった雷が思い出されます。山での雷は一番恐ろしいです(o_o)

18:00 ご飯を食べ、雨に当たる前に急いで下山です。

ここから望岳台まではとにかく歩くことだけに集中したため写真がありませんが、強風は最後まで止むことはなく、空は星が見えるほど真っ暗でした。ヘッドライトを点けながら歩きましたが前方には雷、こちらは強風と大変な下山でした(*´_ゝ`)

19:00 無事『望岳台』に到着。ほんと何事もなく下りて来られて良かったです。

こんな強風の中歩くのはいかに大変なことか身をもって感じました(*´_ゝ`)

疲れていましたが、温泉に入ってしまうと札幌まで起きてられなくなるので、温泉にも入らずそのまま札幌へ。

帰りは大雨と雷で超悪天候でした。この日の夜に黒岳では雪が降ったそうです。まさにギリギリの夏山登山でした。

 

おわり