【日程】2015年9月2日(水)
【天気】晴れのち曇り
【エリア】知床
前日の夜、寝ずに車で札幌を出て走ること9時間!笑
今日は知床半島にある百名山『羅臼岳〜硫黄岳1泊2日縦走』のためやってきました。
羅臼岳の登山口のひとつ、岩尾別温泉の『木下小屋』からスタート!
※羅臼岳の登山道の詳細は別記事の方で詳しく書いているので、登山ルートや登山道の感じを見たい方はコチラへ↓
登山届けを小屋の横で出してすぐ樹林帯へ入ります。
すぐに山の神様が。
急登です。1泊2日の予定なので、テン泊装備が重い…。
2時間程登った所で『弥三吉峠』という水場に到着。ここで水を汲みました。この後にも水場があるはずなので、調理水はまた後で。水は重たいですからね。
今日の私のザックはOSPREYのケストレル50です。普段使っているのがモンベル何種類かとOSPREYのカイト38なのですが、50リットルザックはなかなか登場しないのでズッシリ感じます(´д`)ちなみにケストレルは男性用で背面がやはりフィットしないので、新しい女性用が欲しいです。
『極楽平』のあたり。
ただの樹林帯です。このあたりまでは道もほぼなだらかで、歩きやすい感じでした。
頂上は雲の中。
『大沢』入口。この辺りになると、ガスが濃くなってきてあまり展望は望めませんでした。
脇には雪渓が!この年は雪が降ったのが早く、もうこんなに積もり始めていました。
ロープが張ってあるのですが、場所により雪渓を跨いだり跨がなかったりと結局雪の上を歩くのは避けられない感じでした。
大きな岩も出てきてやや歩きにくいです。
天気も危うくなってきました。
大沢を抜けると、羅臼平に到着です。
ここから木は背丈か背丈よりやや低いくらいのハイマツ地帯になります。
熊が好みそうな場所です。
ここにはテント場があり、10張くらいは張れるスペースがありました。水場はありませんので、この下の『銀冷水』と呼ばれる水場で汲む必要があります。
クマ対策のフードロッカーです。
ここから最後の登りになるのですが、いままで割と楽に登ってきた羅臼岳ですが、ここからが結構過酷…。
風がかなり強く、ガスで真っ白。大きな岩の連続で、傾斜もきつくなります。
一気に山のグレードが上がったような感じでした。
『岩清水』という水場。
大きな岩がゴロゴロ。
ようやく頂上へ!
頂上は爆風過ぎて、とても立ってはいられない程でした。頂上のスペース自体もあまり広くはないですし、周りを崖に囲まれていて、強風だと危ないかも(^^;すぐに撤退です。
天気予報によると、今夜にかけて天候が悪化するとのことだったので、硫黄岳の縦走は諦め、下山することにしました。
無駄に重い荷物だけを背負って登ることになりました。笑。ま、天気は仕方ないですね。
下山して登山口にある『地の涯』という温泉に入りました。
明日は知床観光に変更です!
つづく…